部活動改革の課題解決プラットフォームを運営している「イマチャレ製作委員会」の本部事務局を運営するエデュシップ株式会社は、部活動の地域移行支援事業「ブカツプラス」を提供するプラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社(以下、PSI)と業務提携し、イマチャレの「スポーツ・文化連携パートナー」として活動の共創を開始いたします。
■業務提携の目的及び背景
文部科学省ならびにスポーツ庁/文化庁によって示された方針により、「学校部活動の地域連携・地域クラブ活動への移行」に向け、令和5年度から7年度までを改革推進期間と位置付けた取り組みがスタートいたしました。
イマチャレでは自治体や学校、地域クラブの皆様との部活動改革に向けた具体的な実践や全国規模の情報発信を進めています。2023年度からは全国の各自治体の部活動改革を1年間サポートする「チャレンジシティ」の取り組みも実施しています。
PSIは、プロスポーツクラブに向けさまざまな事業を展開しています。これまでの知見やノウハウを活かして、各自治体や地域クラブが部活動の民営化において持続可能な仕組みを構築し、最適な課題解決を行っていくためのトータルサポートを行う「ブカツプラス」のサービスの提供を2023年度より開始されています。
今回の業務提携により、両社で培ってきたノウハウや技術を通じて、各地域における地域クラブの課題解決や立ち上げ支援、持続可能なクラブ運営に関する情報発信を拡大いたします。
そして、部活動の地域移行を契機に地域での生涯スポーツコミュニティや環境を守り、子どもたちが多様な選択肢を持てる環境をつくるための活動を進めてまいります。
■各社コメント
平地大樹 様(プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社 代表取締役)
部活動の地域移行において知名度も注目度も高い「イマチャレ」様がPSIの新規事業である「ブカツプラス」に魅力を感じ、業務提携をいただけることを大変嬉しく思います。
今、まさに各地域が直面する部活動地域移行の課題を解決する仕組みが必要です。そんななかPSIは福知山ユナイテッドの代表でもある片野翔大を役員として迎え、この好事例を全国に展開していく可能性を模索してきました。その結論として急ピッチで創り上げている支援サービスがブカツプラスです。
ただ、ブカツプラスがまちのために必ずお役に立てるソリューションだと確信しているものの、このサービスがまちの方々を始めとした行政や地域クラブの主体者に伝わっていく必要がタイミングで出会ったのがイマチャレ様でした。地域の課題が集約されていて、全国3,000以上の自治体・学校・地域クラブに発信できるイマチャレ様。地域での好事例があり、横展開していくためのソリューションをもったPSI。
この二社が業務提携することで、素晴らしい好事例の共有による啓蒙活動だけでなく、地域クラブが直面している課題である特にお金の問題などを解決する取り組みを実施していけるように今後がっちり提携してまいります。日本のスポーツ産業発展のため、まちのスポーツの発展、次世代のスポーツ環境の改善は必須です。この問題にPSIは本気で取り組んでまいります。
佐藤 壮二郎 (イマチャレ製作委員会 委員長/エデュシップ株式会社 代表取締役社長)
この度「イマチャレ」(本部事務局エデュシップ株式会社)とブカツプラス様(プラスクラススポーツインキュベーション様)とで業務提携し、イマチャレの「スポーツ・文化連携パートナー」として活動の共創を開始できることを大変嬉しく思っております。この「スポーツ・文化連携パートナー」と題していますのは、学校教育現場の課題解決や発展だけでなく、日本の地域社会におけるスポーツ産業や文化活動側の課題解決や発展も目指して、スポーツ・文化事業に精通した取り組みをされている皆様との新たな共創を目指すものです。これから両社で様々な情報連携と次世代に向けた課題解決と発展の共創に取り組んで参ります。ご関係者の皆様、是非これから何卒宜しくお願い申し上げます。
■会社紹介
<プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社について>
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社は、120を超えるプロスポーツクラブと20を超えるプロリーグ・協会・行政に、カネ・ヒト・サクと経営のトータルサポートを提供しています。デジタルマーケティングやクリエイティブを強みとし、スポンサーのアレンジメントからアクティベーションまでを実施したり、チケット集客やグッズの販売促進など幅広く支援をしてきました。さらに、広報やマーケティング、人事人材の提供でクラブの組織構築にも力を入れています。スポーツビジネスはエンタメビジネスからコミュニティビジネスへ。ファンコミュニティとスポンサーコミュニティ、そして地域コミュニティにスポーツを活用して入り込んでいくのがPSIです。
<イマチャレについて>
「イマチャレ」は全国各地で「部活動改革の実践」を進めていくための課題解決プラットフォームです。自治体や学校、地域クラブの皆様との具体的な実践や先進事例や課題解決に向けた情報発信を行っており、ジャーナル(情報誌)の定期配布(年3回)や、月1回のオンラインプログラム、そして年2回のコンベンションをいずれも無償にて開催しています。2021年にスタートし、エデュシップ株式会社、筑波大学体育スポーツ局、読売新聞東京本社にて製作委員会を構成し、多くの賛同者の皆様と共に部活動改革に向けた協議が進んでいます。(後援:スポーツ庁・経済産業省)
<エデュシップ株式会社について>
「EDUSHIP」は90年に渡り学校教材界を支えてきた教育同人社との共創により、2020年に新たに誕生した「学校教材カンパニー」です。新しい教材開発テーマは学校スポーツ・SDGs・地球環境など、今まで学校向けの教材サービスが不足していた領域であり、次世代への貢献を目指す「企業・団体・メディア」の皆様と一体となってプロジェクトチームを組み、共にサービスを開発・供給することが最大の特徴です。